いつかなくなる
いつか、いなくなる
早くその日がくればよい
悲しみ乗り越えて
君のことを思い出したい
(穏やかな微笑みとともに)
(賢い仕草を身につける)
迫り来る悲しみを想像するより
過ぎた日の苦しみを思い出す方が
心地よいから
思い出の中で
君のことを
思う存分
作り上げたい
もう一度
もっと
今度こそ
手袋をはめた愛撫
耳栓をして囁く
目を閉じて耳をすます
雄弁な君の指から
花びらがこぼれ落ちた
夢の中の二人
ただ微笑みあうだけ
もう言い争う必要はない
このすべてが現実になる
いつかそんな日が来る
早く、来い