2016-01-01から1年間の記事一覧

皆、頭の中の声がある。普段周りの音でかき消されてるだけで、静かにしたら聞こえる声がある。 黙って耳を澄ましてごらん。 小さく、低く、だが確実に聞こえてくる声。 その声に耐えられる人はどれくらいいるのだろうか? その声に耳を傾けることは、恐ろし…

やりましょう

読むだけでなく、書きましょう 買うだけでなく、売りましょう 使うだけでなく、作りましょう やらなければいけないことだけじゃなく やりたいことを、やりましょう 儲からないこと、やりましょう 役立たないこと、やりましょう 面白いこと、やりましょう や…

グッド・バイ

母なるものに別れを告げる 時には、母なるものに別れを告げなければいけない。 わたしは、それを割り切ることができない。 母なるものに絶望し、憎み、そこから遠く離れながらも、どこかでまだ「母なるもの」との愛着を強く求めている。 でも、「その時」が…

病から学ぶこと

昔からよく想像することがあるんですが、それは「もしも大きな病気をしたら、きっとブログを書きまくるだろうな」ということ。 でも、きっとこのブログではなく、闘病専門のブログにすると思う。 大きな病や、交通事故でもよい、何かがきっかけで「死」を身…

終わりを待ちながら

いつかなくなるいつか、いなくなる 早くその日がくればよい悲しみ乗り越えて君のことを思い出したい (穏やかな微笑みとともに)(賢い仕草を身につける)迫り来る悲しみを想像するより過ぎた日の苦しみを思い出す方が心地よいから思い出の中で君のことを思…

孤独

凡庸であることの悲しみ何者にもなれない哀しみ認められない苦しさ好かれない寂しさ

ゲーム

水は待っていた光を浴びて踊る子どもたちを砂と風の匂いのする熱量の塊を欲望をむき出しにした瞬間から街から放擲されたそして今ここにいるのだった深い深い穴の底で満ち足りた笑みを浮かべ目を突き刺すような白い旗だけを見つめる揺れ続ける世界の中の唯一…

レース

逃げた先に何がある?出口の外には何がある?乾いた粒子が光速で心の臓迄貫き通すゴムが擦れてすり減る焦げた臭いを吸い込むと誰がそこにいた?君は誰だった?真空管を駆け上る星よりも高く薄青色に透き通った液体を飲み干す まだ終わりじゃないよね? もう…

自由

全身を鎖で縛られていた時自由を夢見ることは幸せだったただ、自由を求めて叫べばよかった鎖が断ち切られた後キミは立ち上がることすらできなかった声を上げることしかできなかったキミは、ただ座り込み空をみあげているだけだった

名前

どんなに異質な人たちの集まりよりも自分と一見“同じ”とされる集まりでもっとも疎外感を感じたアジアンプライドも日系人のプライドもわたしにはなかったアジア人としての歴史も日系人としての経験も持っていないわたしはその場で打ちのめされた一体わたしが…

書く

もしも書いても「自分の思っていること」をそのまま言葉が表せないのだとしたら、なぜ書く意味などあるのだろう?もしも読んでも「書いた時の気持ち」を思い出せないのならなぜこの文章は書かれたのだろう?嘘でもいいのだもしもそれを読んだ誰かの胸に新し…