楽園の鍵

どんな人も心のなかに楽園を持っている。
そして、その鍵はあなたが持っている。

扉を開いて。
あなたのことを知りたいの、と心から思ってみる。

ゲートをくぐり、そっと、あたりを見渡す。
草をかき分け、濡れた苔と土の上に

できるだけ優しく足を踏み下ろす。

考えていること、
望んでいること、
それをした理由
そう言った理由

好きなもの。
嫌いなもの。

その理由は?

夢、
あなたの恐れ、
相手の希望。

きっと今まで知らなかった「その人」が見えてくる。


すぐにではないかもしれない。でも少しずつ。かならず。